同じく港南営業所の、こちらはKC-代大型のHIMR。U-代も途中からメトロ窓を採用し、さらにKC-期ではひたすらワンステスロープつき車両を入れまくった横浜市営では早くも2段窓車は全滅してしまったが、都営ではKC-期でも2ステップの2段窓車が導入されており、まだまだ各メーカーの多様な2段窓車を見ることができる
そう書くと後進的に聞こえるが、実は横浜市営ではKC-期にはHIMRは入っておらず、このタイプは神奈川ではあまり縁のない車両。HIMRを入れた都営、ひたすら福祉化に傾注した横浜市営、まるで方向性は違いながらどちらもいかにも公営らしい車両選択を行っていたと納得できる。一方現在の横浜市営はいまだに新短期規制車を入れ続けるなど公営としてはワンテンポ遅れをとっているのでは…と感じる今日この頃 |
2004〜05年にかけて都営で大量に導入されたPJ-LV/KV系。写真は品川営業所に投入された車両だが、同所始め元々日野ユーザーだった営業所ではそれを引き継いでKVが導入されている。僅か2年の間に数十台オーダーでこの車両を投入した営業所も少なくないため、HR中型ロングに続き
都内でのこの車両の躍進振りは目を見張るものがある。しかしながら今後は新長期規制車適合車のみ導入との宣言を出した都営ではもうこの形式が投入されることはない |
そして“新長期規制車宣言”を行った都営でこれから大量に導入されるであろう日デ+西工
尿素SCR車のPKG-RA。左のPJ-LV/KV系列の一挙大量導入とは反対に現在のところスローな出だしの様相を見せているが、しかし写真の港南や渋谷・青梅など今まで日デ車とはほとんど縁がなかったエリアでも既に投入がはじまっており、また西工側でも都営向け専用のラインを設けたとの話が聞かれるなど今後この形式がHRロング→LV/KV系に続きムーヴメントを巻き起こすことは必至である 大型車でありながらフロントの窓に段差がないB-Iを採用しているtころは神奈中と同様である |